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2024/02/29

 
 
 
 

京都工芸繊維大学との産学連携に関する包括協定締結について

 
 
2024年2月29日
株式会社京都製作所
 

国立大学法人京都工芸繊維大学(所在地:京都市左京区、学長:森迫清貴)と株式会社京都製作所(本社:京都市伏見区、会長:橋本 進)は、機械工学分野における組織対組織の産学連携に関する包括協定を締結しました。
 
京都製作所は、長年にわたりマテリアルハンドリング技術(マテハン)に特化した学生ロボコン「キャチロボバトルコンテスト」への後援等を通じて、京都工芸繊維大学機械工学系の 東 善之 助教と交流がありました。この交流に端を発し、共に京都に位置する大学と企業として、「日本のものづくりを支えるには若手の機械工学系エンジニア育成が喫緊の課題」という共通認識のもと、この度、産学連携協定を結ぶことになりました。
 
本協定に基づき、「京都製作所―KIT・先進機械エンジニア育成プロジェクト(後述)」を実施し、機械設計エンジニアの人材育成や教育研究基盤の強化および人材交流などを推進してまいります。
 
なお、プロジェクトの継続的・安定的な運営に当たるため、京都製作所は三井住友信託銀行に信託(信託期間:R6.4~、10年間)を設定し、寄附金5億円を拠出します。京都工芸繊維大学にとって、信託方式を活用した産学連携協定は初めてのケースとなります。
 

贈呈式写真

 
 

協定の概要

 

期 間

2024年(令和6年)2月28日から2034年(令和16年)3月31日まで

内 容

日本のものづくりの将来を支える機械設計エンジニアを中心とした機械工学分野における人材育成を進め、下記事項について相互に連携・協力を行う。

(1)機械工学の基礎・応用研究及び教育の基盤整備

(2)機械工学を学ぶ学生の国際交流の促進

(3)機械工学の学生と教員のものづくり系共同プロジェクト事業の推進

(4)機械工学の研究者及び学生等の人材育成並びに地域産業との交流促進

 

「京都製作所―KIT・先進機械エンジニア育成プロジェクト」について

 

「京都製作所―KIT・先進機械エンジニア育成プロジェクト」とは

年間 約5千万円を活用し、学生の自主性を重んじた実践的学びの場の創出に重点をおいた下記3つの支援事業を中心に、人材育成、教育研究基盤強化及び人材交流などの推進を図ります。

・京都工芸繊維大学オープンファシリティセンターにおける加工設備等の先進化・充実化を図る教育研究基盤設備強化事業

・海外での研究インターンシップやその他国際交流に挑戦する機械工学分野学生への支援を行う海外チャレンジ支援事業

・学生の自主性に基づく実践の場の創出を支援する学生と教員のものづくり系共同プロジェクト支援事業調