INTERVIEW

スタッフインタビュー

製造本部・製作担当

キャチロボというロボコンで運命の出会い

電気設計課・食品グループ 
京都工芸繊維大学 電子情報工学科 卒/2023年 入社
 

機械の調整
ロボットづくりに夢中だった大学時代。

 
入学時のオリエンテーションで、ロボコンサークルがつくりあげた実物のロボットを目の当たりにし、「カッコいい!自分もつくってみたい!」と思いました。すぐに入部して、それからはロボット開発に熱中する4年間。最初は制御担当としてセンサの処理や歩行プログラムを担当、上級生になってからは制御班のリーダーとして、ロボットの仕様策定、メンバーのタスク管理もやりました。NHKロボコンにも出場しましたが、成績は聞かないでください(笑)。ロボットづくりは、なかなか思うようにはいきません。理論上は正しくても、様々な外因で想定どおりの動きや精度を出せないんです。でも問題点を一つひとつ割り出して解決していくのが面白くて夢中になりました。
 
 
 
 

「キャチロボバトルコンテスト」で京都製作所を知る。

 
毎年、京都で開催される「キャチロボバトルコンテスト」というロボコンがあります。文字どおり「キャッチ=掴む」をテーマに「マテリアルハンドリング技術」に特化した、他のロボコンとは一線を画すユニークな大会で、実はそのメインスポンサーが京都製作所だったんです。3回生のときは実行委員会のスタッフとして選手誘導などを担当しましたが、熱い戦いを見て4回生では選手としてエントリー。卒業研究と重なって大変でしたが、なんとかロボットを完成させて出場しました。スナック菓子の円筒形の容器を掴むという課題に「ハンドリング」で挑みましたが、強いチームは「吸引」という機構が多かったですね。成績はともかく(笑)、学生最後のロボコンを存分に楽しみました。
 
この大会で京都製作所のことを知り、インターンシップに参加、結果的に就職したわけですから、「キャチロボ」が運命的な出会いの場だったといえるかもしれません。
 

 

本社工場
実際の機械を見て「絶対ここで働きたい」という思いに。

 
インターンシップで実際に機械を組み立てる現場や、完成した機械が高速に動くところを見て、ますます会社に魅力を感じました。最初は包装機械の会社だと思っていたんですが、実際はニーズに応じて多種多様な世界でたった一台の機械をつくっていて、しかも納入先の多くは大手メーカー。コンビニやスーパーで見かける食品・薬品・日用品などの製造に関わるものばかり。また、開発体制は、機械設計3人、電気設計1人、製造2人くらいの少数精鋭プロジェクトチームで取り組む…ここならサークル時代と同じように機械づくりに没頭できる、やりたいことをとことんやれると感じ、絶対に入社したいと決意を固めました。
 

先輩のような「プロの技術者」を目指して成長中。

 
入社してまず驚いたのは、想像以上の研修の充実度です。電気設計に必要なPLC言語やMICKSという独自の制御技術はもちろん、機械設計・製造・部品調達などの部署にも1週間ずつ滞在して機械づくり全体を学ぶことができました。モーターやベアリングなどの仕組みを知り、機械加工や溶接などを体験できたのは、電気設計の仕事にも大いに役立つと思います。研修後は正式に電気設計課に配属され、医薬品包装機のソフト設計や現場対応、カップ麺を段ボールに詰めるケーサーのプログラミングといった実務に、少しずつですが挑戦させてもらっています。サークル活動でも部品の価格やルールに縛られることはありましたが、実際の仕事はさすがにシビアですね。限られた予算や納期の中で、求められる機能・性能を実現するプロとしてのスキルが必要ですが、先輩の皆さんは豊富な知識と経験で、同時に複数の案件をこなしています。中には10台以上の機械のプログラミングを並行して進めているスーパーマンのような人も。自分も将来はそんな技術者になりたいと思っています。
 
余談ですが、次の「キャチロボバトルコンテスト」では運営スタッフ支援として審判を務めることになっています。後輩も出場するので、その成長ぶりを見るのも楽しみです。

STAFF INTERVIEW

スタッフインタビュー

 

 
技術開発本部・機械設計担当

技術開発本部 機械設計

ユタ州立大学大学院 機械工学部 固体力学科 卒 

米国で「京都製作所旋風」を巻き起こしたい

実は語学力を評価され、入社6年目に米国の医薬品向け大型案件を任されたことがありました。さらにその経験を買われ、今度はシカゴに赴任します。
 
技術開発本部・機械設計担当

技術開発本部 機械設計

京都工芸繊維大学 電子情報工学科 卒

大きな失敗が、大きな成長の糧になりました

何度も製造現場に足を運び、製品の特性などを深く理解しなければならない。どれだけ優れた機構を考えても、予算や納期を守れなければ仕事として成り立たない…。
 
技術開発本部・電気設計担当

技術開発本部 電気課

舞鶴工業高等専門学校 電子制御工学科 卒

高専ロボコンに夢中だった頃より毎日が充実

仕事の内容は想像通りでしたが、その面白さが想定外。ロボコンに熱中していた頃よりも充実した毎日が待っているなんて、思っていませんでした。
 
技術開発本部・部長

技術開発本部 部長

大阪工業大学 工学部 機械工学科

設備を高速かつ正確に稼動させること

京都製作所の設備で使用する新型モーションコントローラの開発を行っています。お客様の高度なご要望に応えるにはより高速かつ正確な動きを実現させる必要があります。
 
 
技術開発本部・次長

技術開発本部 次長

大阪産業大学 工学部 電気工学科 卒

機械は自分の子ども。図面は家族への手紙。

私の設計スタイルのひとつは、まず「心構え」です。一台の機械をつくり上げるには、多くの人の協力が必要です。社内の仲間、社外の部品メーカー、そしてお客様…
 
 
製造本部・製作担当

製造本部製作課

近畿大学 理工学部 機械工学科 卒

お客様の「ありがとう」を最後に独占

私は、仕事は「与えられるもの」ではなく、「自身で取り組むもの」だと思っています。そして自分で仕事の範疇を決めてしまわないようにしています。
 
 
製造本部・製作担当

電気設計課 食品グループ

京都工芸繊維大学 電子情報工学科 卒

キャチロボいうロボコンで運命の出会い

ここならサークル時代と同じように機械づくりに没頭できる、やりたいことをとことんやれると感じ、絶対に入社したいと決意を固めました。
 
富山営業所・所長

富山営業所 所長

京都産業大学 外国語学部 中国語学科 卒

丁寧に育て、大きく任せてくれる会社です

異なる課題やニーズに、フルオーダーメイドの機械で工場の生産性を向上させ、お客様のよりよい「モノづくり」の環境を完成させることが最大の使命です。